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2004/06/04号


ところで皆様、パラオ諸島に行ったことがありますか?
そこはグアムから飛行機で1時間半ほどのところにあるのですが、そこは正に最後の楽園。

例えば海をちょっと覗けば、色とりどりの熱帯魚を見ることができます。私は今までそこまでキレイな海を見たことがありません。

また、島と島の間に、潮の満ち引きにより、まるでモーゼの十戒のように、海だったところに一本の道が出来るところがあるのです。そして一時間もすると、それは消えてしまいます。不思議ですよね。

そして、そこは昔日本の植民地だったことがあるために、そこかしこに日本の家の石で作られた門が残っているのです。南国なのに日本のものがある。それはなんだか不思議の世界に迷い込んだ錯覚を覚えます。

そのために、人々の名前が、「さくら」「タロウ」など、日本の名前が多いのです。しかし、男なのに「サチコ」だったりするので、おかしいのですが(笑)。
パラオはそんな、正に最後の楽園です。

そこに、四十路すぎの独身女性の友達が仕事を見つけて、行くというのですよ!もう決して若くはない彼女。それはとても勇気のいることだったと思います。

先日その彼女を含む仲良し3人組で、渋谷の飲み屋街で久し振りに飲んだのです。日本酒を傾ける彼女の姿が輝いて見えました。
人はいくつになっても、希望を持ちさえすれば輝けるものなのですね。私も、いつまでも輝いている人間でありたいと思いました。

最後に改めて日本酒で「乾杯!」をしましたよ。
「人生はたった一回だけ。お互いに思いっきり生きていこうね!」
と冷酒を飲みながら語り合ったのでした。

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